糖病病になるとEDにもなりやすくなるので注意

人間の健康状態の値を表す言葉のひとつに血糖値と呼ばれるものがあります。
この数値が異常に高い人や平均以上の人は、糖尿病にかかる可能性があることを示しています。
糖尿病は血管や神経に支障をきたすことが多い病気なので、併発してEDを発症するケースがかなり高いとされている病気です。
血管や神経に支障がでることで、海綿体に血液が流れにくくなり、結果としてEDを発症することにつながります。

普段の生活が原因でおこる病気のなかでも糖尿病になると、8割近くの人がEDを発症しています。
その主な原因は海綿体と血管と神経の三つに多大な障害をひき起こすからです。
また、糖尿病になると末梢神経に問題が生じ、手足のしびれを訴える人も多いでしょう。
これによって、末梢神経に含まれる勃起神経という神経も傷つけられるため、EDになります。

EDの治療薬として有名なバイアグラがありますが、糖尿病を発症しており、薬を処方されている場合には服用不可となります。
糖尿病に関する薬とバイアグラを一緒に服用すると命に関わる事態になるため、一緒に使うことは禁止されています。
そのため、糖尿病によって、細小血管にダメージを受けた場合にはICI注射をすることでEDを改善することができます。

ICI注射とは、陰茎に直接注射をうちこむことによって、EDを改善する治療法です。
注射を受けてから5分ほどで血流がよくなり、勃起状態となるでしょう。
その状態から1時間から3時間は効果が持続するので、その間に性行為をするといった流れです。
ICI注射は医療行為なので、しっかりと医師の診断を受けてから治療することになります。

EDにならないためには、糖尿病にならないこともポイントとなります。
そのためには、普段の生活から改善することが大切です。
適度に体を動かしたり、栄養価の高い食事をとったり、良質な睡眠をとることは糖尿病にならないだけでなく、EDになる確率も一段と下げることができるでしょう。

ICI注射の費用とやり方について

バイアグラなどのED治療薬は、陰茎の海綿体に血流が注ぎ込むのを阻害するPDE5という酵素の働きを抑えることで本来の働きを取り戻し、EDを治すというのがその仕組みです。
ただし、硝酸薬など併用禁忌とされる薬を服用している方、糖尿病で透析している方の場合、バイアグラは服用不可です。
そういった方のための治療方法としてICI注射はあるのです。

こちらは陰茎海綿体に直接注射する方法です。
バイアグラにも血管拡張効果がありますが、同じにようにダメージを受けた細小血管に血管作動薬を入れて血液の流れを改善して、陰茎にしっかりと血液が流れ込むようにしてやり勃起力を高めるというわけです。
塩酸イソクスプリンに勃起誘発効果があることが分かり始められた治療法ですが、現在は効果が高く副作用が少ないということでプロスタグランディンE1が使われています。

やり方は簡単です。陰茎の注射部位を消毒し、注射するだけです。
5分から10分程度で勃起が始まるためバイアグラ以上に即効性があります。
ただ持続するのは2時間から3時間程度のため、治療後すぐに性行為を行う必要があります。

もちろん、日常生活を困難にするような病気の治療というわけではない以上は、ICI注射は保険が適用されません。
自由診療となります。4000円から10000円とその費用は病院ごとに違いますし、何より特殊な治療法のため受けられる病院は限られるのです。
もしも自宅から遠いところで受けるというのであれば、近くにあるホテルの一室を確保しておきパートナーにはそこで待っておいてもらって、注射を受けたらすぐにホテルに直行するという方法をとるしかありません。

副作用の少ない治療法ですが、局所の鈍痛など起こることはあります。